10周年を迎えて
ひがしねあそびあランド誕生10周年を記念して、「川崎市子ども夢パーク」を舞台としたドキュメント映画「ゆめパのじかん」をフォーラム東根で上映することができました。ゲストに川崎市子ども夢パークの西野博之さん(元所長)を迎え、上映後のアフタートークも同時開催しました。
私が西野さんと初めてお会いしたのが12年前。あそびあランドをつくるため、全国各地の遊び場を視察したときに巡り合ったのが西野さんでした。「子どもの自由な発想で、遊び、学び、つくり続ける」を信念に運営している夢パークの遊び場を見て感銘を受けたことを思い出します。その時の思いが、いまのあそびあランドに活かされています。
オープンから10年が過ぎ、プレイリーダーはもちろんのこと、遊びに来ていた子ども達も10歳年を取り、その成長ぶりに驚かされます。
あそびあランドで得た経験や人間関係が子ども達の進路に影響を与えているのも確かで、そうした意味ではプレイリーダーの役割がとても重要で、高い職能を求めらています。
自分の持っている能力を見つけ出し、仕事に活かすことで職能を高めることが出来、さらに職能を高めれば、必然的に社会貢献へとつながるのではないでしょうか。様々な視点で物事をとらえることも重要。私はこの映画を、自分のビデオ撮影・編集のスキルアップを念頭におきながら、試写会を含め5回見ています。映像で「なにをどう伝えられるか」撮影・編集・BGM・ナレーションなど様々な観点からとても参考になりました。
「あそびあランド」を通じて得られる機会や経験が多くの方々の様々な学びにつながることを願っています。
あそびあランド施設長
伊勢 博